手続。
当ブログ更新頻度的には異例と言える本記事へのハイペース更新。
いつかは絶対書こうと思っていた「留学手続きに関するお話」をやっとお届けいたしました!こんなタイミングにですが… でも、今は一旦この時空間から抜けましょう。
私の体験談が今後中国留学を考えている方にとって何かしら参考材料になれれば幸いでございます。
ただし、これから紹介していく必要な申請書類などは、大学によって違ってきます。
そこのところ、よくよくご理解願います。
那么,开始吧!
◆CASE1:30代Fさんの場合
(申請時期:2019年秋~2020年1月初旬 留学先:山東省の某大学)
私の場合、申請書類は
①入学申請書(入学申请表)
②履歴書(个人简历)
③パスポート(写真など情報が載ってるページですね)のスキャンデータと二寸サイズの顔写真(护照首页扫描件&2寸照片)
④健康診断書(体检表)
⑤残高証明書(经济担保证明)
⑥在職証明書(工作证明)※社会人のみ
⑦卒業証明書と成績証明書(最高学历证明及成绩单)
⑧警察証明書(无犯罪记录证明)
と、自分の想像以上に多く感じました。
特に下3つは大変骨が折れました…。その中でも ⑧警察証明書!!!メチャクチャ面倒でした!
目的によって、地元の県警でスムーズに書類を作成してもらうパターンと「特別発給」という形で先ず外務省を通じて、警察庁による審査を経てから書類を作成してもらうパターンに分かれており、留学は後者でした。
外務省の担当者曰く「日本での手続きの煩雑さを伝えたら、証明書提出を免除されたケースもある」らしく、そこに活路を見出したものの(笑)当然そんな甘いわけなく、「警察庁に審査してもらう為に外務省に提出する書類」の準備に取り掛かりました…(汗)
審査には最低でも1カ月を要し、不備があると、2~3カ月要することも。私の場合は年末年始休暇が重なり、審査が終わるのは最短でも1月初旬。そこから更に書類作成を経て受取までに時間を要するので、普通に提出期限に間に合わないっ!!
しかし、大学にそこんところの事情を説明したら期限を待って下さいました。
私自身、「特別発給」なんてのがあるだなんて思いもしませんでした。よくよく注意して調べる事は大切ですね。
警察証明書の他には…これは煩雑という意味でなくて、注意しなきゃなって思ったものが、⑥在職証明書と⑦卒業証明書と成績証明書。
会社や学校によっては対応できない場合があります。
私の場合だと、申請当時籍を置いてた会社が在職証明書の英文翻訳の対応が出来なかった為、一旦証明書を出して貰って、それから翻訳会社に依頼しました。
と こ ろ が
提出した後、大学より速攻メールが来ました。
「社判が無いよ」
会社の印鑑はその会社が作成した書類にしか押せないので、これも大学に事情を説明して、原本(在籍した会社に出してもらった在職証明書)を送付しました。
一方、母校では管理上の事情で成績証明書は、卒業して5年以内の同窓生にのみ発行されるのですが、私を通じた大学の押しにより特別に発行して頂ける事になりました。
その他の書類に関しては特に苦も無くでした。
ただ、警察証明書と同じくらいヤキモキした場面がありました。
大学の募集要項がなかなか更新されなかった事!!
9月から募集が始まるのなら、当然情報もその時には更新されてるはず!と思って、何度もサイトを見ても、昨年のもののまま。問い合わせても「システム更新するのでしばし待て」といった旨の回答をしたきり、ずっと何の変化もありませんでした。
ようやく情報更新されたのは11月初旬でした。そこで「警察証明書」が新たに申請書類に加わった事を知るのでした。
留学生活は予期せぬ事が起こるとは言われておりますが、まさか生活する前から起きるだなんて…。
そんなこんなありましたが、何とか代行業者を使わずほぼ自力で手続きを完了しました。ただ、その後のビザ申請に関しては知り合いの業者さんにお願いしました。
申請書類を準備する際に気を付けて頂きたい事は…
大学の情報が最新のものであるか確認する事
不明点の質問や確認は遠慮せず理解できるまで行う事
大学によって提出書類が違ってくる事、また自分の母校や勤務先が書類に関してどこまで対応できるかをちゃんと聞く事
結局、交渉する相手は人間ですから、ちゃんと事情を説明すれば分かってくれます。
だから自分で勝手にビクビクする事はあっても、実際恐れる事はないと私は思っています。
最後に、警察証明書の準備はめちゃくちゃ面倒くさい。
ので、提出書類で一番最初に取り掛かるべきと考えます。
↓外務省ホームページ、警察証明書に関する情報のリンクを貼っておきますね。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000554.html#2-6
↓警視庁、警察証明書に関する情報のリンク
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/toko/toko.html
※お住いの都道府県警にも警察証明書に関する情報が記載されておりますので、要確認です。
それでは、この辺で失礼いたします。