漫画
今日は漫画にまつわるお話をしたいと思います。
もう2022年が始まってそろそろ4カ月、年度ととしては1カ月経とうとしています。
本当なら年始めの或いは年度初めの所信表明的な事をしたかったのですが、
そこまでの余裕がなかなか無かった為、今現在とまりました。
ただ、もう表明したとて思った以上に早く叶ったんですね。
「トライアルに受かって仕事をゲットするぞ!」
なのですが、大変有難い事に叶いました。
Twitterでの横の繋がり、そしてジャンルがいずれも漫画という。
10年前に筆を折って逃げるようにして後にした漫画というジャンルに
チェッカーという立場でですが帰ってきた感じでしょうか。
人生で初めて自信を持てたり未来に希望を見出したりしたのが漫画で、
実際にこれまで経験したことのないフェーズに入ることができたのも漫画。、
どんな形であれ、結局私の人生のセンターに立ってるのは漫画のようです。
それはこの先自分が何者になるにしろ絡むんでしょうね。
さて、こうなると次の目標ですが、翻訳者として携わりたいですね。
今、チェッカーの立場というのも「しっかり勉強しなさい」って事だと思っています。
漫画というと、先日リプ欄であるフォロワーさんに好きな漫画3選を
紹介したことがあって、今回はそれの番外編についてもお話しします。
<藤山的漫画3選>
以上が先日紹介した3作品です。理由などは割愛します。長くなっちゃうんで(;^ω^)
では、番外編2作品+1シーンについてお話します。
<藤山的厳選作品・番外編>
高校の時少し背伸びして青年漫画を読みだしていた時期、ある日本屋さんで何の気なしにジャケ買いして読んでみたら、即ハマりました。
どんな漫画か一応説明すると、主人公ケンヂは理由あって行方をくらました姉を探しつつ、彼女の子供も育てていて、そんな彼の周りで近所に住む大学教授の失踪や友人がトラブルに巻き込まれて自殺してしまうなどの不可解な事件が続き、それを起こしているらしい「ともだち」の正体がなんと自分達の子供時代に大きく関係していて…
といったあらすじに、実際に起きた事件やコロナ禍を想起させる出来事も微妙に織り交ぜつつ、張り巡らされた伏線、衝撃の真相がサスペンス調に展開されていきます。
しばらく単行本と週刊連載の双方向で追ってました。(一体ともだちは誰なのか!?)(血のおおみそか以降ケンヂはどこへ行ってしまったのか!?)毎週気になってましたね。
実写映画化もされていたそうですが、どうせなら原作も併せて観て欲しいですね。
この作品も高校時代に出会いました。青年誌に掲載されていましたが、もうね。「艶系」です。エロスです。
こちらのあらすじも説明すると、主人公の少年・相浦は春休みを利用して、先祖代々に伝わる刀「烏丸」を探しに一人旅に出る。ところが道に迷ってしまい、たまたまそこを通りがかった少女・澄子に助けてもらい、最寄りの村にある彼女の家業の民宿に泊めてもらう事に。しかし、積雪による交通の不通に見舞われ、しばらく村への滞在を余儀なくされる…。相浦が長居する事をなぜか歓迎しない村人だが、その村の衝撃の習わしが…!!……とにかく衝撃でした。
まず民宿の女将で澄子の母親にロックオンされ、「チェリーを奪われる」んですね。そこから相浦はある種の好奇心が勝って村に深入りしていくのですが、その中で村の習わしも明らかにされていきます。それが、思春期を迎えた村の子供らが村の大人たちとマンツーマンで「性の手ほどき」を実践形式で受けるというものなのですが、今なら掲載不可ですね。掲載したとしても、大火です。令和の大火です。
艶系の漫画は星の数あれど、ここまで妙な生々しさ、湿度も持ち合わせた作品は本作以外知らないです。
そして最後の作品は、全体として勿論名作なのですが、特にこのシーンは推したいという事で「1シーン」としました。
インターハイ2回戦で、花道ら湘北高校が山王工業という高校バスケ最強のチームと繰り広げた闘いです。
試合終了ラスト30秒だったかな?そこからはセリフも擬音も何もない、ただキャラの動きや試合展開が流れていくのみなんですが、何というか、その間漫画を読んでいる感覚が全く無かったです。漫画絵なんだけど躍動している感覚を受けました。そしてその無音タイムが終わり、湘北が逆転勝ちした瞬間、ドッと歓声が押し寄せて来ましたよ。こちらまで。
もちろん、胸を打つ試合は他にもあるし、試合じゃないのですが、「三井寿バスケ部襲撃事件」も印象に残っています。確か、ゴリに出会ってプレイヤーとして絶望しグレってったと思うんですが、その三井が悪友連れてバスケ部に襲撃するんですよ。イキってる割に三井はそんなに喧嘩が強くなかったように思います。(笑)花道 対 鉄男のヘビー級同士の喧嘩も迫力ありました。
あとね(まだあるんかい)ゴリが1年の時だったと思うんですけど、全国制覇を目指すゴリと当時のチームメイトとの間に明らかな温度差があり、さらにチームメイトらがゴリの思いを嘲笑するんですよ。で、ゴリが暴れてしまうんですが、インターハイ中にその時の事を思い出して「まだ何も成しえてないくせに」としつつ泣いちゃうシーンも良かったですね。すいません。山王戦だけと思ってましたが、他にもありました。
だいぶ長くなりましたが、漫画が過去の自分を支え、自分の未来をも救ってくれたというお話でした。では、また。