華流。その2
かなり久しぶりの投稿になりました。
予てから留学関連の手続きで動いておりまして、
大学からの返事を待ったり、警察証明書を作ってもらうのに特別発給だったものだから、書類揃えるのになかなか面倒だったり、
これに会社退職や転居も重なって…からの冒頭の言葉であります。
このあたりの話は改めてしたいと思うので、本題に入ります。
「我的前半生」ロスも冷めやらぬうちから、某サイトにて紹介された作品をただいま視聴しておるのですが、これがまた重い!私としては精神的負荷が大きいと感じました。
「都挺好」
今視聴してるドラマのタイトルです。ざっと空で説明していくと、家庭問題を描いたドラマです。
いわゆるホームドラマ然としたものではなく、子供たちもすでに独立して久しい大人たちですが…いや、それを差し引いても何か「冷たい」ドラマなのです。
家族の母親が亡くなったところからドラマが始まります。葬儀の場で父親と兄妹3人が久しぶりに顔を合わせるのですが、これがあかんかった…。次兄と末妹が掴み合いの大喧嘩を繰り広げちゃったのですな。
次兄と末妹が子供時代から犬猿の仲、長兄も2人を気にはかけていたものの日々勉強漬け、海外留学で家庭状況を知れる状態になく、じゃあ、一家の大黒柱はどうだったか…妻を恐れて何もしてこなかったんですね。
その亡き妻は生前、末妹だけは異常に嫌い、ある種のネグレクトをして、次兄もそれに乗っかってモラハラを繰り返してたのですね。我慢の限界を越えた末妹が家出、家族と断絶…と、根が深そうな厄介な事情を抱えている家族です。
作中「母が生きていた時は家の事全部母がやっていた」と、末妹以外の家族が度々口にするのですが、ある種大黒柱だった母親を失った事で家族の状況はどんどんと変わっていきます。特に次兄の異常性と父親の異様性、末妹の漢ぶりは見どころです。
全然ざっとした説明でなかったように思うし、むしろこの空説明で間違い部分ないよね???と自信がなかったり、もう笑うしかありません。不備があったらごめんなさい。
次兄と末妹と父親を見てたら、本当に心がしんどくなってしまいます。どこまでも過去の闇が邪魔をして、どこまでも報われない、心が晴れない、満たされない…
最初は末妹が次兄をギャフンと言わせるところさえ見られればいいと思っていましたが、今は3人が本当に心から過去の闇を乗り越えてくれたらなぁと願っています。
出国するまで視聴完走は余裕で果たせるでしょう。最後まで目が離せない!!!
華流ドラマは本当にいいもんですね!それでは、さよなら、さよなら。